2025/07/14 18:26

普段、対面でお客さんにお話している事を記事にしています。
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蜂蜜には大きく分けて2種類あります。
一つはセイヨウミツバチの蜂蜜で、もう一つはニホンミツバチの蜂蜜です。
JBeeFarmで生産販売している蜂蜜は 全てニホンミツバチの蜂蜜になります。
それぞれに特徴があり、セイヨウミツバチの蜂蜜は、レンゲやアカシア、殺菌効果が高いことで有名なマヌカなど、花名をレベル表示した蜂蜜があるように、特定の花の蜜の成分が多くを占める蜂蜜として販売されています(百花蜜もまれにある)。
一方、ニホンミツバチの蜂蜜は様々な花の蜜が混ざった状態の百花蜜として販売されていることが殆どです。
セイヨウミツバチは特定の花の蜜を集める特性が強いために、養蜂家はその特性を利用し、特定の花が咲く場所を求めて移動する移動養蜂が主な養蜂スタイルです。
一方、ニホンミツバチは、 日本列島と大陸が別れて以来、日本国内で独自に変化してきた在来のミツバチで、日本列島特有の高低差の大きな地形に咲く様々な花から蜜を集めてくる特性を持つため、百花蜜となることがほとんどです。

日本では江戸時代まではニホンミツバチのハチミツが主流でしたが、明治以降に海外から生産性の高いセイヨウミツバチ養蜂が普及し、現在国内で流通している蜂蜜の殆どがセイヨウミツバチのハチミツとなっています。

セイヨウミツバチのハチミツは 特定の花だけを集めてくることが多いため、その花独特の味や色をしており、味にクセが強いものが多いように思います。
 一方、日本ミツバチの蜂蜜は、様々な花の蜜が含まれているため、比較的まろやかで食べやすい蜂蜜が多いようです。
どちらの蜂蜜がおいしいかと言うのは、それぞれ人によって味覚が異なるため、あまり意味のないことだと思われます。

JBeeFarmでは、ニホンミツバチの蜂蜜にこだわる理由として、 ニホンミツバチが日本の環境に順応し、花蜜を自然な形で集めてくることに魅力を感じています。